【セカンドキャリアインタビュー vo.4】阿部祐大朗〜Jリーガーからサラリーマンへ〜

こんにちは!

TRYJINです。

セカンドキャリアインタビューの第四回は阿部祐大朗さんにお話しをお伺いしてきました。30歳付近の年齢でサッカーをしている人では知らない人がいない程のスターだった阿部さんが、

引退後どのような人生を歩んでいるのか、そしてプロ時代、サッカーに熱中していた時と今現在を比較しながら、

セカンドキャリアについてお話し頂いております。

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【プロフィール】

阿部祐大朗

1984年、東京都町田市生まれ。桐蔭学園高3年で、特別指定選手として

横浜F・マリノスでJリーグデビュー。

2003年U-20W杯日本代表、05年にモンテディオ山形に移籍。

その後、北信越1部のチーム、徳島ヴォルティスを経て、ガイナーレ鳥取を最後に現役を引退。

2012年の引退後すぐにウェディングプランナーとしてサラリーマンを開始し、

現在は某カード会社で法人営業として活躍している。

 

 

現役時代の生活、そして引退へ

Q.本日はありがとう御座います。阿部さんは我々が高校時代の大スターです。

早速でストレートなご質問になるのですが、引退を意識したのはいつ頃ですか?

 

一番最初に意識したのは横浜マリノスに入団した時でした。プロに入団した時には誰もが必ず不安があります。

ただ意識しただけですね。日本代表になるっていう思いのほうが強いのでみんな頑張っていました。

本格的に意識したのは鳥取でプレーした時でした。

 

 

Q.その時に何か引退後に関して準備をしたんですか?

 

何もしていないですね。何をしていいのか分かりませんでした。

その時はサッカーで結果を残そうとしか考えていなかったです。

 

 

Q.現役当時のサッカー選手の生活はどんな感じですか?

 

練習は午前2時間やって筋トレなども含めても午後の1時には終わってその後はフリーでした。

 

 

Q.セカンドキャリアの為に有意義に時間を使っている人はいましたか?

他の人たちは分かりませんが、私自身は山形にいた時はあまり有効に時間を使えていませんでした。

今思えばセカンドキャリアの為に何かやっていればよかったですね。

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Q.現役時代一番嫌だったことは何ですか?

 

同窓会ですね。

その時に最近試合出てないんじゃない?という話になるんですよ。

同年代の奴はいい大学出て歯医者とか稼ぎが凄いんですよ。

見返したいという気持ちは常にありますね。

 

Q.プロサッカー選手をやっていた時にセカンドキャリアに為に何かやれたらよかった事とはありますか?

 

めちゃくちゃありますね。                     

何かの資格やビジネスの勉強をするだったり、セカンドキャリアの勉強、時間はあったので

英会話の勉強をするとか何でもいいと思います。

特に私が思ったことはもっと早くパソコンを使えれば良かったと思いました。 

あとは、自分を売込んだり、人に会うことだったり。やれることは沢山ありましたね。

 

 

Q.セカンドキャリアを考えてやっている人はいますよね?

 

中田英寿さんなどセカンドキャリアを考えている人が一流になっていますよね。

一流になると大局に見ること出来るんだと思います。

中田選手や本田選手がそういったセカンドキャリアの為に何かやっているのに

J1、J2で試合に出れていない人がやっていないでどうするのと言いたいですね。

まあ自分も含めてなんですが笑

 

 

Q.セカンドキャリアについて考えている選手が少ないと思うんですが、

気づかせる為に何が必要だと思いますか?

 

環境だと思います。セカンドキャリアについて考えて活動している人と出会うことですね。

引退したらどうするとか、セカンドキャリアについて考える事が全く無かったので。

少し逃げてる部分もありましたね。

 

 

Q.サッカー関係の仕事に就こうと思ったことはないんですか?

 

そこだけは止めようと思っていました。

理由としては、色々やりたかったし。あとは、サッカーだけで終るのは嫌だったんですよ。

 

 

Q.引退後の選手の半分以上はスクールやクラブに残るじゃないですか、それについてどう思いますか?

また、自分自身どのようになっていきたいですか?

 

今の現状サッカーを辞めて、やれるのがサッカーしかないと思ってる人が多いと思うんですよね。

私自身、ウェディングデプランナーで人間性や人の為にとか誰かに何かしてあげたいという気持ちを学ばせてもらったので、

現職では営業力を付けて実力を上げていきたいです。

この会社で頑張りたいと強く思っています。

 

引退後の社会人生活について

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Q.仕事をして一番最初辛かったのは何ですか?

 

恥ずかしいですが、労働時間です。
9年間2時間の練習だけだったので、そこが辛かったですね。
初めはメンタルやられましたね。笑

 

 

Q.そこまで頑張れた理由は何ですか?

 

家族の存在はもちろんですが、意識的にフィジカルトレーニングだと思ってやっていました。

若い女の子に怒られたりして、精神的に辛い時期もありましたが、

サッカーと同じでこれは辛いフィジカルトレーニングの期間だと思い込んで頑張りましたよ笑

サッカー選手は目標やゴールを決めたら頑張れると思うんですよね。

決めれていないのが問題で、そこで一歩踏み出すか、出さないかで大きく変わってくると思うんですよ。

踏み出したら突き進むを思います。

目標設定をできているかできていないかでスポーツ選手は頑張れるか頑張れないか決まってくるってことです。

 

Q.逆に楽しかったことは何ですか?

 

不思議とまた、サッカーを始めた感覚だったんですよ。

新しいことにチャレンジする。

お客様に「ありがとうございます」とか言われる立場だったので全てが新鮮でした。

それは大きかったです。

 

Q.自分の強みは何だと思いますか?

 

強みは素直さと柔軟性だと思います。

素直さは自他共に認めているところです。小学校から言われ続けています。

あとは、誰にでも対応しようとするし、何か吸収しようとしているのでそこが強みだと思います。

 

 

Q.社会人生活をした上でプロサッカー時代の事で後悔はありますか?

 

後悔していることがあって、ファンサービスをあまりしなかったことです。

これはすごく後悔しています。

お客さんにご飯を食べさせてもらっているという意識がその当時はなく、感謝があまりできなかった。

でも、そこで感謝の気持ちを表現したり、人間性を高めてたり、そういったことを出来ていれば

セカンドキャリアのビジネスに繋がると思います。

引退した後、現役の時のプレーの有り難味とかも感じられるし、発見だったり、行動が変わると思います。

結局今でもサッカー界で活躍されている人って、そういう選手ですよね。

三浦知良さんだったり、長谷部さんだったり、人間性が高い人が生き残っていけると思います。

サッカーからそういったものを学べるということです。

 

 

Q.ビジネスの世界でスポーツの経験で生きたことはありますか?

 

ウェディングプランナーの時はチームプレイですね。

常にサッカーに置き換えて仕事をしていました。

業務を基礎練習だったり試合と照らし合わせて、いずれこの先何かあるはずだと信じてやっていました。

辛いときもサッカーに置き換えて頑張りました。

 

 

Q.サッカー選手人は独立する人が多くいますが、独立しようと思ったことはないですか?

 

それはありますよ。目標じゃないですけど、その為にサラリーマンをやろうと思いました。

いきなりやるより、下積みを積んでいやった方がいいんじゃないかと。

Jリーガーや日本代表で活躍している人より活躍して成功したいという気持ち常にはあります。

 

 

人生の目標を意識するからこそ、今頑張れる

Q.セカンドキャリアの準備を明確にするにはどうすればいいですか?

 

そうですね。ファーストキャリアはセカンドキャリアを来るものだと認識させないわけですから、セカンドキャリアを明確にイメージして逆算して考えると

ファーストキャリアの過ごし方は変わってくると思います。

そして、習慣を変えていって、目先の目標をクリアして行くことが大切だと思います。

 

 

Q.ファーストキャリアでセカンドキャリアの考えるメリットは?

 

サッカーをやってきてサッカーが無くなった瞬間に何をやっていいのか分からなくなります。

セカンドキャリアを想像する人生を過ごしていればファーストキャリアへの気合の入れ方が

変わってくると思うんですよ。

セカンドキャリアを考えてしっかり勉強してるとプレーに繋がると思うんですよね。

 

 

Q.意識的にやった方がいい事はありますか?

 

むやみに何事もやるんじゃなくて、この為にやるんだと考えてやることだと思います。

プロとしての目標じゃなくて、人生としての目標が決まっていればファーストキャリアのうちも

嫌なパソコンの勉強だったり、目標が決まっていればスポーツ選手も苦じゃなくなるんじゃないですかね。

 

 

Q.これからファーストキャリアを突き進んでいて今後セカンドキャリアに進むアスリートに一言!

 

引退後を考えているとカッコ悪いとか、目の前の集中出来ないとか言いますが、それは違います。

しっかり将来を見据えて色々な事に興味を持って、触れていく事が大事だと実感しています。

今の環境を最大限に利用して、色んな人に会ったり、行ってみたり、聞いてみたりする事で視野が広がります。

視野を広げる事でまた違う世界が見えてきます。

将来の目標をしっかり見据える事で、今を最大限に頑張れる。

皆さん頑張ってください。

 

貴重なお言葉誠にありがとう御座いました!!

 

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